ホンツヅキ三重!古本屋さんが集う古本市の感想

先日、三重県の古書店が一堂に会するイベント「ホンツヅキ三重」に行ってきました。

昨年も参加した、本好きにはたまらない、古本市(一部新書も扱われています)。

昨年も参加し、すごく楽しかったので今年も行ってきました。

その感想をば書きたいと思います。

第二回ホンツヅキ三重の感想

ホンツヅキ三重とは

第二回ホンツヅキ三重の画像

ホンツヅキ三重は三重県最大級の古本市です。

『ホンツヅキ三重』は三重県内で活躍する古本屋が開催する古本市です。

2022 年から始まり2回目の開催となります。

単行本や写真集、なつかしい雑誌や希少な名著、郷土資料や専門書などなど。

個性豊かな各店舗が収集した古本がならびます。今回は特別参加の書店さんも!

明るいエントランスホールでコーヒーとお菓子を楽しみながら、本の散策をしてみませんか。

三重県の津市久居アルスプラザという施設で開催され、三重県内外から多くの本好きが押し寄せます。

https://hontsuzuki-mie.localinfo.jp/posts/43140125

私も本好きの一人として、この日を待ち望んでいました。

三重県の有名古本屋さん勢揃い

ホンツヅキ三重に出店されている古本屋さんはこちら。

  • granne308 books&gallery
  • REMOTE BOOKS
  • 古本三歩書店
  • 古書からすうり
  • 日々詩書肆室
  • 古本屋ぽらん
  • CAFEめがね書房
  • トンガ坂文庫
  • 中島書房(特別参加)
  • 本屋・散策舎(特別参加)

いずれも名の知られたこだわりの本屋さんばかり。まさに三重県古本屋界のアベンジャーズ的なメンバーです。

これらの有名古本屋さんが満を持してセレクトした本が並ぶのだから、その品揃えは間違いないはず。

ロゴをデザインを担当し、普段からブックトークや一箱古本市でもお世話になっているトンガ坂文庫さんが出店するということもあって、昨年の第一回も参加させていただきました。

晴天に恵まれたアルスプラザ

私が訪れた6月17日はスカッと晴天に恵まれました(昨年は雨だった)。

本を読むのは雨の日の方が好きですが、本を買うのは晴れたの日がいい。

ふとそんなことを思いながらの入場。

津市久居アルスプラザ

会場となっている津市久居アルスプラザは複合文化施設。演劇などが鑑賞できるホールや会議室、学生などが勉強できる空間、カフェなども併設されている、イベント事に最適な場所です(ホンツヅキ三重と同時で、別のホールでは絨毯の展示販売を行なっていました)。

中央に広い空間があり、そこがホンツヅキ三重の会場となっています。

津市久居アルスプラザでのホンツヅキ三重

三重県を代表する各古本屋さんが、店舗ごとに趣向を凝らして本棚を設置し、それぞれ個性あふれる本が並べています。

お会計ブースは一つで、本の後ろに貼ってあるシールで、どのお店の商品が売れたかわかるシステムとなっていました。

目移りする本、本、本

いずれも個性あふれる古本屋さん。

各書棚、これでもかというくらい、面白そうな本ばかり。

ホンツヅキ三重の書棚

うちには、4歳になったばかりの息子がいるので、最初は奥さんに子供をまかせ(あとで交代)、ゆっくり本を選ばせてもらうことにしました。

ゆっくり、とは言っても心は焦る焦る。面白そうな本の海を目の前に、冷静でいられないのもなんとなく自覚しております。

あれも欲しい、これも欲しい。一冊一冊、見逃しがないように、真剣に書棚を見つめます。

食のエッセイや文化人類学系の本が好きなので、そちらを中心にチェック。

欲しい本は山ほどあれど、予算は限られているので、悩みつつ悩みつつ、本を選んでいきました。

途中で、奥さんと交代。子供は本よりもアルスプラザの建物に夢中。階段を登ったりおりたり、エレベーターに乗ったりとあっちこっち。

疲れ果ててしまい、本選び2周目いきたかったのですが、諦めて先ほど選んだ本でお会計をすませました。

ちなみに選んだ本はこちら。

ホンツヅキ三重の戦利品

和田誠さんをセレクトした本棚(装丁含む)があったので、そちらから数冊セレクト。

平野レミさんの絵本は小さいころ好きだったので再購入。よく見るとイラストに息子さんたちも参加しているという和田家勢揃い(和田誠さんはデザインとイラストの一部参加)の豪華な一冊です。

ホンツヅキ三重の本以外の販売品

ちなみに、ホンツヅキ三重では、本だけではなく他の出品物もありました。

レコードCDや映画のパンフレット、古地図などなど。

ホンツヅキオリジナルの文庫風プリントのエコバックやバッチ。

CAFEめがね書房さんはコーヒーとスイーツも販売しており、本を選びにつかれたら、ちょいと一服も楽しめます(コーヒーはもちろんのこと、ドーナツ風の名前のわからないスイーツがとても美味しかった!)。

トンガ坂文庫さんで、日本の偉人ブロマイドなるものが売っていました。大昔の人とかもいるので、絵で描かれているのですが、どれも微妙なリアル加減。そこがまたいい。

うちの息子のお宮参りが柿本人麻呂さんを祀った神社なので、人麻呂さんブロマイドをば購入しました。

トンガ坂文庫で購入した柿本人麻呂ブロマイド(偉人ポストカード)

本好きが大勢集まっていることのワクワク感

今年も楽しかったし、帰ってきたすぐから、来年のホンツヅキ三重がもう楽しみです。

あの会場にいると、周りの人全員が本好きなんだなぁと、ちょっと不思議な感慨に浸れます。本屋さんではそれを感じたことはないのですが、ホンツヅキなどの古本イベントで感じる、特別な感情。

本を選ぶ人々

自分と同じ趣味を持つ人が、これだけ集まって心踊らせているんだなと思うと、ちょっとワクワクしますね。

年に一度。その特別感がまたいいのかもしれません。来年もきっと参加します。

第二回ホンツヅキ三重の画像
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三重県のデザイン事務所ソルトグラフィックで得意としているのがロゴデザインです。
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